« アイドリング!!! | トップページ | 5月26日って・・・ »

2009年5月25日 (月)

AKB48の歌詞に秘めれた戦略

僕がAKB48の楽曲を聴いて、思わず唸ってしまったのは歌詞。
もちろん楽曲も素晴らしいのですが、歌詞に秘められた戦略が、素晴らしすぎて・・・さすがマルチに活躍するだけあって、単なる作詞家では終わらない天才”秋元康”ですよ。
たぶん今のアイドル界において、ここまで深く広く戦略を練る事のできる人物は彼だけでしょう。

それでは、その戦略を検証するために、AKB48のデビューからの楽曲(配信含む)を列挙してみます。

桜の花びらたち
スカート、ひらり
会いたかった
制服が邪魔をする
軽蔑していた愛情
BINGO!
僕の太陽
夕陽を見ているか?
ロマンス、イラネ
桜の花びらたち2008
Baby! Baby! Baby!
大声ダイヤモンド
10年桜
涙サプライズ!

このシングルとして発売された楽曲の内、歌詞の中の主人公が男性だと仮定できるものが

僕の太陽
夕陽を見ているか?
Baby! Baby! Baby!
大声ダイヤモンド
10年桜
涙サプライズ!

の計6曲。

これら男目線で作られた楽曲は、キーさえ合えば、女性アイドルの楽曲であるにもかかわらず、たとえAKB48を知らない男友達とのカラオケでも歌いやすい。

それだけでなく、これら楽曲の歌詞の内容に注目。ホントこれが完璧。
とにかく、これらの歌詞の内容が、AKB48のファンが思っている事、考えている事を代弁してくれているんだよね。
だから、コンサート会場とかで一緒に歌えば、どんどん応援しているメンバーに感情移入していって「○○ちゃんの夢を叶えるために、僕が応援しなくては」という使命感を植え付けられ、言い過ぎかもしれないけど、最終的には人生や生活を賭けてしまうところまでいってしまうのではないでしょうか?

アイドルだけにかかわらず、サービス業で大切なのはリピーターを、いかに作るか?ということだと思います。
なぜならリピーターは、盲目的にお金を落としてくれる。アイドルのリピーターだったら、CDやグッズを買ってくれたり、遠方でも高い交通費を使ってコンサート会場に足を運んでくれる。
こんな素晴らしい”金づる”は、ありませんからね。

秋元氏は、作詞家でありながら、経営者であり、教授であり、作家であり・・・とマルチな顔を持っていることから、多面的に物事を見ることができる。その一つの面が、経営者としての視点。
おそらく秋元氏は、AKB48の活動を見たり、過去の事を考えてみた時に、リピーターの重要性というものを強く感じたのだと思う。

そして、彼は一つの策を考えた。
それはAKB48の楽曲の歌詞の中に、AKB48という名の底なし沼に足を踏み込んでしまうトラップを仕掛けようと。男性ならば、多かれ少なかれ誰しもが持っている「女の子を守る」という気持ち。
これを利用して多くのファンを見えない強固なロープで繋ぎ止め、リピーターに仕立て上げようと・・・。
この戦略は、現時点では成功していると思います。おそらく、これから先も気づく人は少ないだろうから、成功し続けると思います。

おそるべし、秋元氏。

|

« アイドリング!!! | トップページ | 5月26日って・・・ »

AKB48」カテゴリの記事

アイドル論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: AKB48の歌詞に秘めれた戦略:

« アイドリング!!! | トップページ | 5月26日って・・・ »